『おふは』

おふはきゆるめやすみ

ひとまかせさ

へんにむりしないね

ほら てをぬけ よこたわれ

そのうちあつくもえろ


オフは気緩め休み

他人任せさ

変に無理しないね

ほら 手を抜け 横たわれ

そのうち熱く燃えろ


解説

純正ぱんぐらむ
脱力系の言葉ばかりを選んだら
最後に熱く燃えろという言葉が残りました
オンとオフの切り替えが大切ですね
休日をオフと言うのは少しイラっときますが




『そのや』

そのやまねこ

ぬかりなくほうむれよ

みすはゆるさん

ひめたふきつをおわらせろ

ちとてあしもいけにえへ


その山猫

ぬかりなく葬れよ

ミスは許さん

秘めた不吉を終わらせろ

血と手足も生贄へ


解説

純正ぱんぐらむ
単語を選ぶとき特に気を付けるのが普遍性です
専門用語も面白いですが敢えて使う意図がないと厳しいです
その点では山猫というのが微妙なんですが
ただの猫とは妖しさが違うということで




『もらと』

もらとりあむほいくえんへ

ぬるまゆはよせ のうみそすなお

ふやけてこわされた

つねにかちをひきしめろ


モラトリアム保育園へ

ぬるま湯はよせ 脳ミソ素直

ふやけて壊された

常に価値を引き締めろ


解説

純正ぱんぐらむ
ぼや〜っとテレビやインターネットを見てると
脳ミソがふやけて外に流れ出してしまう気がします
空気と混ざって薄まらないように
閉じこもっています




『しんや』

しんやにあゆむみちはせまく よわねこらえた

おそれるな ふかいもりをぬけて つきとめろ

ひのさすほうへ


深夜に歩む道は狭く 弱音堪えた

恐れるな 深い森を抜けて 突きとめろ

日の差す方へ


解説

純正ぱんぐらむ
設定は夜明けまえです
突きとめろと言われても何を?
ぱんぐらむは主語が抜けていたりするので
嫌でも考えさせられてしまいます




『おとな』

おとなにゆめこわされ

たましいぬけ あくへうりはらえ

せるふのほんねをすてろ

やみひそむきもちかつよ


大人に夢壊され

魂抜け 悪へ売り払え

セルフの本音を捨てろ

闇潜む気持ち勝つよ


解説

純正ぱんぐらむ
セルフは片仮名語なのでセーフ(?)
セルフとは自分自身という意味です
それにしても救いようがない内容です
落ちる方が楽だから悪が勝ってしまいます




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