『おれは』
おれはね
よいこのふりして
ほんとうにへたくそ
えさぬすむひまあるなら
ゆめみつけろ
わかきちをもやせ
俺はね
良い子のフリして
本当に下手くそ
エサ盗む暇あるなら
夢見つけろ
若き血を燃やせ
解説
純正ぱんぐらむ
青春の苦悩でしょうか？分かるような分からないような・・・
夢って言葉を使うのは照れ臭いのですが
「ゆ」という文字の使用難易度の都合でよく出てきます
命令口調はなんか偉そうで嫌ですが文章が間抜けなので逆に笑えます
『ひみつ』
ひみつとゆれるおもい
ほしになりたくて
あわのふねやこえをそらへ
むすめよ
ぬきうちけんさはまかせろ
秘密と揺れる想い
星になりたくて
泡の船や声を空へ
娘よ
抜き打ち検査は任せろ
解説
純正ぱんぐらむ
無理があります（そこが好きなんですが）
泡の船って何？星になりたいだなんて・・・もしかしたらこの娘
抜き打ち検査に引っ掛かるかもしれない・・・とか
意味が不明なほど想像力が刺激されますね
『そこな』
そこなしぬまへおちるゆめ
よくきたね
とけいのはりも
ふあんやひみつをわすれさせて
ほら むにかえろう
底無し沼へ落ちる夢
よく来たね
時計の針も
不安や秘密を忘れさせて
ほら 無に還ろう
解説
純正ぱんぐらむ
どこか少し怖いですがお気に入りです
昔作った出来損ないを改良したらなかなかうまくいきました
ぱんぐらむ作りでは諦めないで粘ることが大切です
ただ詰んでいる場合も多いので見切りを付けることも必要です
『ひかり』
ひかりにねついぬすまれてこわした
くらやみへほうむるときも
そのけちなゆめはよせ
ふあんをおさえろ
光に熱意盗まれて壊した
暗闇へ葬るときも
そのケチな夢はよせ
不安を抑えろ
解説
純正ぱんぐらむ
眩しすぎる光に自分が霞んで見えても
自ら闇に染まろうとしないで・・・とか
意味ありげなメッセージを後付けします
読み手の想像力が頼りです
『あめの』
あめのひにそとへすてられたいぬ
ほねやきみもかむこわさゆるせなく
おまえはけつをふりうんちしろよ
雨の日に外へ捨てられた犬
骨やキミも噛む怖さ許せなく
お前はケツを振りウンチしろよ
解説
純正ぱんぐらむ
最初は雨の日に捨てられた犬を拾う
心温まる（？）ような話にしようと思ったんですが
もう何がなんだか・・・
とりあえず犬は捨てちゃいけません