『ひとは』

ひとはさみしく ふけつにむれて わるいゆめへ

そのほねぬきも あたまをころす

ようちえんから やりなおせ


人は寂しく 不潔に群れて 悪い夢へ

その骨抜きも 頭を殺す

幼稚園から やり直せ



解説
濁点・半濁点・小書き・長音を使わない純正ぱんぐらむ
ぱんぐらむの作り方は大きく分けると2つあります
使用頻度が低い難しい文字から組み立てていくやり方と
お気に入りのセリフを入れて残りを何とか使うやり方です
『ひとは』は後者で「幼稚園からやり直せ」がお気に入りです




『こむす』

こむすめやねえさんをよけて

そいつのぬくもりにほれたひと

ふかみへはまるゆうき

しあわせならおちろ


小娘や姉さんを避けて

そいつの温もりに惚れた人

深みへ嵌る勇気

幸せなら堕ちろ



解説
純正ぱんぐらむ
方向性はともかくとして・・・
ストーリーは通っていると思います
ぱんぐらむ特有のギクシャクした感じも大好きですが
できるだけスムーズな流れを目指したいです




『あいつ』

あいつをゆすれ

おくさんにかねふりこませろ

きそはやめたとしてもひるむな

ほうのぬけみちへ わらえよ


あいつを揺すれ

奥さんに金振り込ませろ

起訴早めたとしても怯むな

法の抜け道へ 笑えよ



解説
純正ぱんぐらむ
内容は不純です・・・
命令形はとても使いやすいです
突き放した言い方は区切りになるので話を転換できます
ただ逆にいえば文脈を断ち切ってしまうかもしれません




『おまえ』

おまえふつうこのひとはやめろよ

ゆるされぬきもちむりにかくすな

そしてほんねをみらいへあけわたせ


お前普通この人はやめろよ

許されぬ気持ち無理に隠すな

そして本音を未来へ明け渡せ



解説
純正ぱんぐらむ
1番最初に作ったぱんぐらむです
否定型「ぬ」は現代語かどうか微妙ですが修飾語なのでギリギリ
以下は「ぬ」を筆頭に僕が使い難いと思う文字です
ぬ・ゆ・ほ・ふ・ひ・わ・む・そ・け




『ひるめ』

ひるめしぬきはつらい

たえておゆをのむと

けんこうにもみちなく

やせほそりますよね

わかさへあふれろ


昼飯抜きは辛い

耐えてお湯を飲むと

健康にも満ちなく

痩せ細りますよね

若さへ溢れろ



解説
純正ぱんぐらむ
すごく地味で切ない内容です・・・
ただ文脈はなかなかよくつながったと思います
「よ」「ね」はしばしば余っては適当な語尾に押し付けられます
敬語と命令口調が混在しているのは気持ちの変化があるからです(?)




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